ドラグマ・・・
ミッドナイトブルー ミニサイズカードスリーブ『遊戯王 エクレシア/illust : 由夜』【(エア)コミックマーケット99】
汎用性及び出張性が高く、大会に於いても結果を残しているテーマ。
「ドラグマ」と同様に、汎用性及び出張性も高い「召喚獣」というテーマ。
どちらも、ホントに浮気性の高いテーマです(笑)。
てな訳で、今回は前回の「ドラグマ」に変わって、「召喚獣」というテーマについて改めて紹介!
大会でも結果を残しており、今更感はありますが、この記事で改めて、「召喚獣」の強さや醍醐味をご紹介できれば幸いです。
召喚獣とは
ブースターSP-フュージョン・エンフォーサーズ-でカテゴリ化されたテーマ。
遊戯王アーク・ファイブ OCG ブースターSP フュージョン・エンフォーサーズ BOX
「召喚獣」と名のついたモンスター達は全て融合モンスターで統一されており、「召喚師アレイスター」と融合することにより、様々な属性に対応する融合モンスターが存在し、それぞれ異なるレベルと種族を持っています。
召喚師アレイスター
PSE 召喚師アレイスター

効果モンスター
星4/闇属性/魔法使い族/攻1000/守1800
(1):このカードを手札から墓地へ送り、
自分フィールドの融合モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターの攻撃力・守備力はターン終了時まで1000アップする。
この効果は相手ターンでも発動できる。
(2):このカードが召喚・リバースした場合に発動できる。
デッキから「召喚魔術」1枚を手札に加える。
召喚獣にとって大事な初動となる要のカード。(1)の効果は、融合モンスターをパンプアップする効果を持っており、(2)の効果は「召喚魔術」をサーチする効果を持っています。
以前から出張性の高いテーマであり、初動となるカードでもあることから、一度2017年に制限カードになった経験を持つカードです。
現環境に於いても、あちこちに出張してますし、また近いうちに制限になりそうな気がするのは、管理人だけでしょうか?
召喚魔術
PSE 召喚魔術

通常魔法
このカード名の(2)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):融合モンスターカードによって決められた融合素材モンスターを手札から墓地へ送り、
その融合モンスター1体をEXデッキから融合召喚する。
「召喚獣」融合モンスターを融合召喚する場合、
自分フィールド及び自分・相手の墓地のモンスターを除外して融合素材とする事もできる。
(2):このカードが墓地に存在する場合、
除外されている自分の「召喚師アレイスター」1体を対象として発動できる。
墓地のこのカードをデッキに戻し、対象のモンスターを手札に加える。
手札融合は勿論ですが、注目すべき効果は、相手の墓地のモンスターも融合素材に出来る点です。
しかも(2)の効果により、「召喚師アレイスター」をサルベージしつつ自身をデッキに戻す効果をもっています。この効果により、融合のネックとなる手札消費を抑え、毎ターン、次のターンに向けて融合準備をすることが出来る、ぶっ壊れカードです。
暴走魔法陣
P-N 暴走魔法陣

フィールド魔法(準制限カード)
このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できない。
(1):このカードの発動時の効果処理として、
デッキから「召喚師アレイスター」1体を手札に加える事ができる。
(2):このカードがフィールドゾーンに存在する限り、
融合モンスターを融合召喚する効果を含む効果を自分が発動した場合、
その発動は無効化されず、その融合召喚成功時に相手は魔法・罠・モンスターの効果を発動できない。
別名:「召喚師アレイスター」サーチカード。このカード一枚で、融合準備が整ってしまいます。
(2)の効果は、融合召喚を安全に行える効果を持っています。例えばこのカードがフィールドに存在している状態であれば、融合召喚成功時に相手から「神の宣告」や「激流葬」による妨害を受けずに安全に融合召喚を行えることが出来ます。
遊戯王カード 【 激流葬 [ウルトラ ] 】BE01-JP188-UR 《遊戯王ゼアル ビギナーズ・エディションVol.1》
召喚獣の主要パーツの一つでしたが、「ドラグマ召喚獣」というテーマが増え、それの影響か、現在では、準制限カードになってしまいました。
このカードもそろそろ制限行きが近そうな気がするのは管理人だけでしょうか?
法の聖典
P-N 法の聖典

速攻魔法
「法の聖典」は1ターンに1枚しか発動できない。
(1):自分フィールドの「召喚獣」モンスター1体をリリースして発動できる。
リリースしたモンスターと元々の属性が異なる「召喚獣」モンスター1体を
融合召喚扱いとしてエクストラデッキから特殊召喚する。
速攻魔法ということもあり、バトルフェイズ中やサクリファイスエスケープのような幅広使い方が出来るカードです。
魔法名-「大いなる獣」
基本的な使い方としては、召喚魔術で融合素材として除外したものや、召喚獣エリュシオン・召喚獣アウゴエイデスの効果で除外したものを蘇生することがメインとなるカードです。
召喚獣カリギュラ
SR 召喚獣カリギュラ

融合・効果モンスター
星4/闇属性/獣族/攻1000/守1800
「召喚師アレイスター」+闇属性モンスター
(1):このカードがモンスターゾーンに存在する限り、
その間はお互いに、それぞれ1ターンに1度しかモンスターの効果を発動できず、
それぞれバトルフェイズにモンスター1体でしか攻撃できない。
闇属性を使うデッキは多いですし、一番融合召喚しやすいモンスターかもしれません。 モンスター効果の発動回数と攻撃回数を制限する効果により相手の動きを封じやすくすることが出来ますが、攻守ともステータスは決して高い訳ではないので、戦闘により破壊されやすい点には、注意が必要です。
召喚獣ライディーン
SR 召喚獣ライディーン

融合・効果モンスター
星5/風属性/戦士族/攻2200/守2400
「召喚師アレイスター」+風属性モンスター
(1):1ターンに1度、フィールドの表側表示モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを裏側守備表示にする。
この効果は相手ターンでも発動できる。
「月の書」内蔵のモンスター。使ってみると、意外に活躍してくれるモンスターです。まあ、「月の書」内蔵モンスターが弱い訳ないですよね~(笑)
ちなみに、「簡易融合」により融合召喚することが出来、自身を裏守備にすることにより自壊を回避するという動きも出来ちゃいます(笑)。
召喚獣コキュートス
N 召喚獣コキュートス

融合・効果モンスター
星6/水属性/ドラゴン族/攻1800/守2900
「召喚師アレイスター」+水属性モンスター
(1):このカードは相手の効果の対象にならず、相手の効果では破壊されない。
(2):このカードは表側守備表示のままで攻撃できる。
その場合、攻撃力の数値を適用してダメージ計算を行う。
召喚獣の融合モンスターの中で、唯一耐性持ちのモンスターです。守備力は2900と高く戦闘破壊もされにくいモンスターですが、攻撃力は1800と決して高いとは言えず、使い所が難しいモンスターです。
せめて、攻撃力2000は欲しかった・・・(笑)
召喚獣プルガトリオ
N 召喚獣プルガトリオ

星7/炎属性/悪魔族/攻2300/守2000
「召喚師アレイスター」+炎属性モンスター
(1):このカードの攻撃力は、相手フィールドのカードの数×200アップする。
(2):このカードは相手モンスター全てに1回ずつ攻撃でき、
守備表示モンスターを攻撃した場合、
その守備力を攻撃力が超えた分だけ戦闘ダメージを与える
攻撃力は低めですが、攻撃力アップの条件は緩い為、パンプアップ効果は使いやすい効果です。
モンスター全てに攻撃出来、貫通ダメージを与えることが出来る為、場合によっては、大ダメージを与えることも可能です。
召喚獣メガラニカ
モンスター効果は持たず、ステータス高めのモンスターです。
うーん。このモンスターについては、特に書くことがない!(笑)
とりあえず・・・殴る!(笑)
召喚獣メルカバー
SR 召喚獣メルカバー

融合・効果モンスター
星9/光属性/機械族/攻2500/守2100
「召喚師アレイスター」+光属性モンスター
(1):1ターンに1度、モンスターの効果・魔法・罠カードが発動した時、
そのカードと同じ種類(モンスター・魔法・罠)の手札を1枚墓地へ送って発動できる。
その発動を無効にし除外する。
召喚獣の中の最強カードです(笑)。妨害効果は、幅広く、発動無効の除外の為、墓地等の再利用も防ぐことが出来ます。名称ターン1では無い点も強みの一つです。
一度は制限を受けたカードですが、現在では無制限となっており、召喚獣ギミックを取り入れる上で、必ず採用される召喚獣モンスターといっても過言ではありません。
その為、このカードもまた、一度制限を経験しているカードであり、そろそろまた規制行きが近い気が・・・
召喚獣アウゴエイデス
R 召喚獣アウゴエイデス

融合・効果モンスター
星8/光属性/天使族/攻2000/守2800
「召喚師アレイスター」+融合モンスター
このカード名の(1)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードが特殊召喚に成功した場合、または相手フィールドにモンスターが特殊召喚された場合、
相手フィールドのモンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを破壊する。
(2):1ターンに1度、自分の墓地から融合モンスター1体を除外して発動できる。
このカードの攻撃力は相手ターン終了時まで、除外したモンスターの攻撃力の数値分アップする。
(1)の効果は、自身または相手の特殊召喚をトリガーに、相手フィールドのモンスターを破壊する効果をもっています。ただ、最近では破壊耐性をもつ、モンスターが多く存在する為、その点には、注意が必要です。
(2)の効果は、融合モンスターであれば、種類は問わない為、融合を主軸とするデッキには非常に使いやすい効果ではないでしょうか。
召喚獣エリュシオン
SE 召喚獣エリュシオン

融合・効果モンスター
星10/光属性/天使族/攻3200/守4000
「召喚獣」モンスター+エクストラデッキから特殊召喚されたモンスター
このカードは上記のカードを融合素材にした融合召喚でのみエクストラデッキから特殊召喚できる。
(1):このカードがモンスターゾーンに存在する限り、
このカードの属性は「闇」「地」「水」「炎」「風」としても扱う。
(2):1ターンに1度、自分のフィールド・墓地の「召喚獣」モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスター及びそのモンスターと同じ属性を持つ相手フィールドのモンスターを全て除外する。
この効果は相手ターンでも発動できる。
召喚獣の切り札的なモンスターです。召喚条件は実際に採用してみると、融合を主軸とするデッキならば意外と簡単ですが、使いやすさに関しては、結構難しいです。
特に、出張性の高い召喚獣にとって採用されやすいモンスターは「メルカバー」が多く、(2)の効果を発動する場合、「メルカバー」を除外することになりますが、相手が全く光属性を採用していないデッキだった場合、全く機能しない可能性があります。
ただし、相手フィールドのモンスターを全除外する効果は、決まれば強力ですけどね(笑)。
暴走召喚師アレイスター
SR 暴走召喚師アレイスター

リンク・効果モンスター
リンク2/闇属性/魔法使い族/攻1800
【リンクマーカー:左下/右下】
種族と属性が異なるモンスター2体
(1):このカードのカード名は、フィールド・墓地に存在する限り「召喚師アレイスター」として扱う。
(2):このカードが既にモンスターゾーンに存在する状態で、
融合モンスターが融合召喚された場合に発動できる。
手札を1枚選んで捨て、デッキから「召喚魔術」または「法の聖典」1枚を手札に加える。
(3):表側表示のこのカードが相手の効果でフィールドから離れた場合に発動できる。
デッキから「魔法名-「大いなる獣」」1枚を手札に加える。
アレイスターがとうとうヤンキーに!(笑)。
召喚条件も難しく、アレイスターの代わりになるかと一度採用したことがあるのですが、正直いって扱いにくい(笑)。
アレイスターが無制限で採用出来る今では、用済みのカードなのかもしれません(笑)。
召喚獣の強み
ここでは、召喚獣の強みについてご紹介!
召喚師アレイスターからの融合サイクルによる安定性の高さ
何といっても召喚獣を使う度に思うのが、「召喚師アレイスター」1枚で融合のサイクルが完成してしまう点です。これがホントに強い。
【イラスト違い】遊戯王 PAC1-JP030 召喚師アレイスター (日本語版 プリズマティックシークレットレア) PRISMATIC ART COLLECTION
「アレイスター」一枚で「召喚魔術」サーチ、自分フィールドまたは自分・相手の墓地を除外して召喚獣モンスターを融合召喚。
「召喚魔術」効果で、除外されている「アレイスター」を手札に戻して、「召喚魔術」をデッキに戻すことにより、次の融合準備にも備えられるという、このサイクルによって安定性が増し、融合のネックな部分である手札消費を抑えられる点が強みの一つです。
汎用力の高さ
もう一つの強みは、「召喚獣」というテーマの汎用力の高さです。
その汎用力の高さ故、「召喚獣」単体で組むよりも、さまざまテーマと組み合わせることにより「召喚獣」の強みが一気に増すように感じます。
例えば、同じ汎用力の高いテーマである「ドラグマ」。
遊戯王 / 教導の騎士フルルドリス(ウルトラ)/ ROTD-JP008 / RISE OF THE DUELIST(ライズ・オブ・ザ・デュエリスト)
このテーマと組み合わせることにより、「ドラグマ」単体の強さは勿論ですが、光属性で統一されている為、「召喚獣メルカバー」が融合召喚しやすいという利点があります。
このように、「召喚獣」融合モンスターは融合素材指定が緩いという利点がある為、さまざまなテーマと組み合わせることが出来、汎用力が非常に高いテーマということが強みです。
融合にとことん特化したテーマ
最後の強みは、これは個人的に思うことなんですが、「召喚獣」ってとことん融合に特化したテーマだと思うんです。
上記で述べた強みと重複してしまうかもしれませんが、「召喚師アレイスター」からの1枚初動からの「召喚魔術」からの融合準備。
「召喚魔術」は召喚師アレイスターを含む融合素材を除外してこそ、真の力を発揮しますが、通常の「融合」のように、手札融合も可能なんです。これが、融合をテーマとしているデッキにとって助けになってくれるんです。
さらに手札のアレイスターを捨てることにより、融合モンスターの攻撃力を1000アップする効果。
最後には、「暴走魔法陣」による、カウンター罠の「神シリーズ」を警戒せずに、融合召喚を行える安心感。これは、「召喚獣」だけでなく融合を行うテーマであれば、非常に便利なカードです。
これらが、強みといえるのかどうか微妙な所はありますが、管理人自身「シャドール」と「召喚獣」を組み合わせたデッキ構築になっており、このデッキを使う度に、「召喚獣」ってとことん融合に特化したテーマのように感じることが多くあったので、今回強みの一つとして挙げさせてもらいました。
遊戯王 SD37-JPP05 影依融合 (日本語版 シークレットレア) STRUCTURE DECK - リバース・オブ・シャドール -
召喚獣と相性の良いテーマ
出張性能の高い、「召喚獣」。
最後は、召喚獣の相性の良いテーマについてご紹介!
前回の「ドラグマ」の記事で、「ドラグマ」が「召喚獣」と良いというのは紹介したので今回は「ドラグマ」以外のテーマを紹介したいと思います
シャドール
融合の永遠のテーマといえば、「シャドール」でしょう!!
管理人も現在「召喚獣」と組み合わせて使用しているデッキの一つです。
どちらも、融合に特化したテーマなので、実際に組み合わせてみると、意外と相性が良いです。
「暴走魔法陣」の融合召喚成功時のサポートや「召喚師アレイスター」の効果で相手ターンに攻撃力アップも狙えますし、最悪、「召喚魔術」でシャドールで融合も狙えるので、非常に相性が良いテーマだと実際に使っていて思います。
強いていうならば、召喚獣の融合素材にも使える、シャドールで下級光属性モンスターが欲しいですね~・・・・
あ・・・「ケイウス」の存在忘れてたわ(笑)・・・
サンダー・ドラゴン
管理人も実際に組んでいる「サンダー・ドラゴン」。現在では、「カオス軸」で構築しているテーマですが、実際に一度「召喚獣」と組み合わせたデッキを構築。
元々このテーマ自体のカードパワーも高いですし、光属性のモンスターも多く存在し、召喚獣最強モンスター「召喚獣メルカバー」を立てやすいという利点もあります。最大のメリットしては、「サンダードラゴン」は除外されて効果を発動出来るモンスターが存在する為、「召喚魔術」と相性が良いというのが最大の利点です。
基本的に「サンダードラゴン」は下級モンスターが少なく、上級モンスターを特殊召喚することが多く、「召喚師アレイスター」に通常召喚権が使えるのも良いです。
青眼の白龍
この構築は、管理人ではなく、友人が実際に組んでいた構築です。(笑)
実際に、対決してみたのですが、思っていた以上に相性良いです(笑)。
「青眼」自体、光属性で統一されている為、「召喚獣メルカバー」融合素材を確保しやすく、融合召喚を狙いやすいのが最大の利点となります。
また、「召喚師アレイスター」に通常召喚権を割きやすい点も利点です。
先行展開で、「青眼の精霊竜」と「召喚師メルカバー」の2体展開は結構強力です。
最後に
「召喚獣」について改めて考えるとホントに、汎用力の高いテーマだとつくづく思います。
ホント浮気しすぎ・・・(笑)。一体何股する気なんや・・・
ただ最近では、「ドラグマ」と同じで出張性が高く、大会でも結果を残しているテーマであることから、次回のリミットレギュレーションで何らかの規制を喰らいそうな気がしてなりません(笑)
また「アレイスター」が制限になるのかな~
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