さて、今回紹介するのは「十二獣」!
一度は環境に「十二獣」一強の時期があり、エクシーズの概念をぶっ壊した、ぶっ壊れテーマです。(ちょっと言いすぎかな・・・)
でも、一時期はホントすごかったんですよ・・・
どの大会の結果をみても「十二獣」、「十二獣」、「十二獣」・・・
うっ!頭が!
そんな中、各キーカードが禁止や制限になり一度は環境から消えてしまいました・・・
が、各キーカードが禁止を解除されたりと現在では環境にも入るほどのテーマです。
管理人も最近、「十二獣」と対戦してみましたが、脅威の展開力!
対戦して思ったことは・・・
「エクシーズ」って一体何なんや(笑)
ということで今回は「十二獣」というテーマについて今更ですが紹介したいと思います。
この記事がこれから十二獣を作ろうかなと思っている方々等の参考になれば幸いです。
そもそも「十二獣」とは
「十二獣」はレイジング・テンペストでカテゴリ化されました。属するモンスターは全て地属性・獣戦士族・レベル4(またはランク4)で統一されています。
また、それぞれのモンスターがエクシーズ素材になることにより、エクシーズモンスターに効果を与えることが出来ます。
ここでは、めちゃめちゃざっくりとどんな効果を与えるのかを紹介したいと思います。
【十二獣効果モンスター】
N 十二獣ヴァイパー
自身と戦闘した相手モンスターをダメージ計算後に除外。
N 十二獣クックル
エクシーズ素材1つを取り除き、自身を対象とする相手モンスター効果の発動を無効にする。
SR 十二獣サラブレード
貫通ダメージ。
R 十二獣モルモラット
エクシーズ素材1つを取り除き、手札・デッキから《十二獣モルモラット》1体を特殊召喚。
N 十二獣ラビーナ
エクシーズ素材1つを取り除き、自身を対象とする相手魔法カードの効果の発動を無効。
N 十二獣ラム
エクシーズ素材1つを取り除き、自身を対象とする相手罠カードの効果の発動を無効。
【十二獣エクシーズモンスター】
N 十二獣タイグリス
エクシーズ・効果モンスター
ランク4/地属性/獣戦士族/攻 ?/守 ?
レベル4モンスター×3
「十二獣タイグリス」は1ターンに1度、
同名カード以外の自分フィールドの「十二獣」モンスターの上に重ねてX召喚する事もできる。
(1):このカードの攻撃力・守備力は、
このカードがX素材としている「十二獣」モンスターのそれぞれの数値分アップする。
(2):1ターンに1度、このカードのX素材を1つ取り除き、
自分フィールドのXモンスター1体と
自分の墓地の「十二獣」モンスター1体を対象として発動できる。
その「十二獣」モンスターをそのXモンスターの下に重ねてX素材とする。
UR 十二獣ドランシア
エクシーズ・効果モンスター(制限カード)
ランク4/地属性/獣戦士族/攻 ?/守 ?
レベル4モンスター×4
「十二獣ドランシア」は1ターンに1度、
同名カード以外の自分フィールドの「十二獣」モンスターの上に重ねてX召喚する事もできる。
(1):このカードの攻撃力・守備力は、
このカードがX素材としている「十二獣」モンスターのそれぞれの数値分アップする。
(2):1ターンに1度、このカードのX素材を1つ取り除き、
フィールドの表側表示のカード1枚を対象として発動できる。
そのカードを破壊する。
この効果は相手ターンでも発動できる。
N 十二獣ハマーコング
エクシーズ・効果モンスター
ランク4/地属性/獣戦士族/攻 ?/守 ?
レベル4モンスター×3体以上
「十二獣ハマーコング」は1ターンに1度、
同名カード以外の自分フィールドの「十二獣」モンスターの上に重ねてX召喚する事もできる。
(1):このカードの攻撃力・守備力は、
このカードがX素材としている「十二獣」モンスターのそれぞれの数値分アップする。
(2):X素材を持ったこのカードがモンスターゾーンに存在する限り、
相手はこのカード以外のフィールドの「十二獣」モンスターを効果の対象にできない。
(3):自分・相手のエンドフェイズに発動する。
このカードのX素材を1つ取り除く。
R 十二獣ライカ
エクシーズ・効果モンスター
ランク4/地属性/獣戦士族/攻 ?/守 ?
レベル4モンスター×2体以上
「十二獣ライカ」は1ターンに1度、
同名カード以外の自分フィールドの「十二獣」モンスターの上に重ねてX召喚する事もできる。
(1):このカードの攻撃力・守備力は、
このカードがX素材としている「十二獣」モンスターのそれぞれの数値分アップする。
(2):1ターンに1度、このカードのX素材を1つ取り除き、
自分の墓地の「十二獣」モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを特殊召喚する。
この効果で特殊召喚したモンスターはこのターン、効果が無効化され、X召喚の素材にできない。
R 十二獣ワイルドボウ
エクシーズ・効果モンスター
ランク4/地属性/獣戦士族/攻 ?/守 ?
レベル4モンスター×5
「十二獣ワイルドボウ」は1ターンに1度、
同名カード以外の自分フィールドの「十二獣」モンスターの上に重ねてX召喚する事もできる。
(1):このカードの攻撃力・守備力は、
このカードがX素材としている「十二獣」モンスターのそれぞれの数値分アップする。
(2):このカードは相手に直接攻撃できる。
(3):持っているX素材の数が12以上のこのカードが相手に戦闘ダメージを与えた時に発動できる。
相手の手札・フィールドのカードを全て墓地へ送り、
その後、このカードは守備表示になる。
【十二獣フィールド魔法】
R 十二獣の会局
永続魔法(制限カード)
「十二獣の会局」の(1)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):自分フィールドの表側表示のカード1枚を対象としてこの効果を発動できる。
そのカードを破壊し、デッキから「十二獣」モンスター1体を特殊召喚する。
(2):このカードが効果で破壊され墓地へ送られた場合、
自分フィールドの「十二獣」Xモンスター1体を対象として発動できる。
墓地のこのカードをそのXモンスターの下に重ねてX素材とする。
N 十二獣の方合
通常罠
(1):自分フィールドの「十二獣」Xモンスター1体を対象として発動できる。
デッキから「十二獣」モンスター1体を選び、そのXモンスターの下に重ねてX素材とする。
(2):墓地のこのカードを除外し、自分の墓地の「十二獣」カード5枚を対象として発動できる(同名カードは1枚まで)。
そのカード5枚をデッキに加えてシャッフルする。
その後、自分はデッキから1枚ドローする。
この効果はこのカードが墓地へ送られたターンには発動できない。
それ以外にも十二獣の魔法・罠カードはあるのですが、現在主要で使われているカード達です。
十二獣の強み
基本的な動きとしてはエクシーズモンスターで戦うのが、メインの動きになるのですが、十二獣は新感覚のエクシーズ召喚となっています。(笑)
というのも、本来ならばエクシーズ召喚のためには2体以上のモンスターが必要なわけですが、1ターンに1度 同名カード以外の十二獣モンスターの上にX召喚することが出来ます。
その為、十二獣モンスターを1体展開するだけで、Xモンスターを次々と重ねて、エクシーズ素材を複数もたせることで、Xモンスターは複数の効果を取得するだけでなく、攻撃力・守備力はそれぞれの数値を合算させた分アップすることが出来ます。
これらの理由から、対戦して感じたことは・・・
高い安定力。
それもそのはず。基本的に十二獣は最悪モンスターが何か1枚あれば展開可能なのでサーチカード及びドローソースをふんだん採用することが出来るのも強みです。
SR 炎舞-「天キ」
永続魔法
このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できない。
(1):このカードの発動時の効果処理として、
デッキからレベル4以下の獣戦士族モンスター1体を手札に加える事ができる。
(2):このカードが魔法&罠ゾーンに存在する限り、
自分フィールドの獣戦士族モンスターの攻撃力は100アップする。
「炎舞ー「天キ」」は発動時に効果処理としてレベル4の獣戦士属をサーチすることが出来ます。モンスター1体から展開できる十二獣にとっては展開の要のカードといっても過言ではないと思います。
SE 強欲で貪欲な壺
通常魔法
このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できない。
(1):自分のデッキの上からカード10枚を裏側表示で除外して発動できる。
自分はデッキから2枚ドローする。
モンスター1体から複数回エクシーズ召喚することが出来る十二獣にとっては相性の良いドローソースの一つです。
UR 貪欲な壺
通常魔法
(1):自分の墓地のモンスター5体を対象として発動できる。
そのモンスター5体をデッキに加えてシャッフルする。
その後、自分はデッキから2枚ドローする。
十二獣は墓地にモンスターが貯まりやすいので、発動条件も満たしやすく、エクストラデッキを多用することが多い為、場合によっては強欲な壺のような感じで使えるのも魅力ですね。
逆に対戦して感じたことは、展開力は高いのですが、基本的に特殊召喚及びモンスター効果を駆使して戦うデッキの為、特殊召喚メタ及び効果モンスターメタにはものすごく弱く感じました。
特に下記のカード。
SR スキルドレイン
永続罠
1000LPを払ってこのカードを発動できる。
(1):このカードが魔法&罠ゾーンに存在する限り、
フィールドの全ての表側表示モンスターの効果は無効化される。
「スキルドレイン」をたまたま採用しているデッキで対戦したのですが、効果無効及び攻撃力0となる為、スキルドレインにはめっぽう弱いです。「次元障壁」なんかもかなり刺さりそうですね。
SE 次元障壁
特殊召喚といえば下記のカード達も刺さりそうです。
天霆號アーゼウスの登場
そもそも、一度は環境を占めていた「十二獣」でしたが、キーカードの禁止により一度は環境から姿を消しました。
そんな「十二獣」がなぜ今環境に返り咲いているのでしょうか。
まず一つ目は、さまざなカードが禁止になっていましたが、長い月日を過ぎていくつかの十二獣パーツが緩和されたことでしょう。
二つ目は、個人的にこのモンスターの登場が十二獣強化に一気に繋がったのではないでしょうか。
UR 天霆號アーゼウス
エクシーズ・効果モンスター
ランク12/光属性/機械族/攻3000/守3000
レベル12モンスター×2
「天霆號アーゼウス」は、Xモンスターが戦闘を行ったターンに1度、
自分フィールドのXモンスターの上に重ねてX召喚する事もできる。
(1):このカードのX素材を2つ取り除いて発動できる。
このカード以外のフィールドのカードを全て墓地へ送る。
この効果は相手ターンでも発動できる。
(2):1ターンに1度、このカード以外の自分フィールドのカードが
戦闘または相手の効果で破壊された場合に発動できる。
手札・デッキ・EXデッキからカードを1枚選び、
このカードの下に重ねてX素材とする。
基本的に十二獣は相手を妨害するモンスターはドランシアの破壊効果しかない為、このカードの登場が一気に十二獣強化につながったのではないかと思います。召喚条件も十二獣ならば満たすことが出来ますし、フリーチェーンでフィールドの全ての墓地送り効果は非常に強力です。
これはもはや「十二獣」新規モンスターのような気が・・・・(笑)
最後に
色々と緩和されてきた十二獣ですが、未だに禁止のヤツが一人・・・
SE 十二獣ブルホーン
エクシーズ・効果モンスター(禁止カード)
ランク4/地属性/獣戦士族/攻 ?/守 ?
レベル4モンスター×2
「十二獣ブルホーン」は1ターンに1度、
同名カード以外の自分フィールドの「十二獣」モンスターの上に重ねてX召喚する事もできる。
(1):このカードの攻撃力・守備力は、
このカードがX素材としている「十二獣」モンスターのそれぞれの数値分アップする。
(2):1ターンに1度、このカードのX素材を1つ取り除いて発動できる。
デッキから通常召喚可能な獣戦士族モンスター1体を手札に加える。
個人的にはマスタールール4の改定に伴いエクシーズが追い風のような気がしています。いっそのこと次回の制限改定でブルホーンも緩和して十二獣が現環境でどんな力を発揮するのか見てみたいです。(さすがにブルホーン解除はマズいかな(笑))
まあ、やっぱりこのテーマに思うことは・・・・
エクシーズの概念ぶっ壊すなよ~とつくづく思う管理人です(笑)
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